解決事例~遺産分割において、遺産に不動産が多く、預金がほとんどなかった事例

(1)遺産分割において、遺産に賃貸物件の不動産が多く、現金・預貯金が不動産の価値と比較して少なかったため、遺産をどのように分割するかについてもめていました。

(2)調停において、それぞれの相続人が不動産の価値を主張したため、不動産の価値が定まらなかったため、調停成立後に、不動産を全て売却し現金に換えて、法定相続分で分割するという調停を成立させました。不動産売却についてもその他の不動産業者とも連携し、不動産を売却し、現金に換えるところまで全て行いました。

(3)遺産が現金に比較して不動産の方が多い場合、遺産分割が簡単にはいかないことがあります。しかし、その場合でも、粘り強く他の相続人らと交渉したことによって、最終的に他の相続人らにも納得のいく結論になることがあります。また、不動産を売却して現金に換える場合には、調停で終了ではなく、遺産分割が完了するまで、任せていただき、円満に解決いたしました。